新型コロナウイルスのまとめ

 

中国武漢から流行している

新型コロナウイルス(2019-nCoV)による

新型肺炎について

新型コロナウイルスに関する簡単な解説とまとめ記事

なぜ、中国はウイルスの突然変異が起り易いのか・・・

それは、ここの最下位に 死生観とも関連

 

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この全文を 斜め読みしてからリンク先を熟読しても遅くない。

 昨年(2019年)12月31日に武漢市が発表した原因不明の肺炎の起因ウイルスは、

新しいコロナウイルスであることが中国当局によって確認され(2020年1月9日)、

世界保健機構(WHO) は新型コロナウイルスに 2019-nCoV という名前を付けました(1月10日)。

 これまでに中国本土で 2,100人を超える患者が確認され、

香港と中国国外(日本、タイ、韓国、台湾、アメリカ、シンガポールベトナム、ネパール、フランス、マカオ、オーストラリアなど、

1月26日現在14か国)でも患者が確認されています。

中国では春節を迎えることから、流行の拡大も懸念されています。

 一方、対策や検討も進んでおり、武漢などは移動を禁止するなどの措置をとっているほか、

各国でも検査体制は整いつつあるようです。

また、

研究の面では、The Lancet 誌などはじめ

複数の雑誌に既に症例の報告やウイルス学的な検討が行われています。

 ワクチンは現時点でなく

基本手的には手洗いなどの

一般的な感染対策(飛沫感染対策+接触感染対策)が予防策として重要です。

特効薬も現時点でなく、治療は一般的な肺炎治療などが行われます。

 

 



 これまでの経過と、一般的なコロナウイルスに関する話をまじえての、このウイルスに関する情報をこの記事に簡単にまとめていきたいと思います。

 ▶
厚労省の特設ページに様々な対策や現状 がとまっています。
 ▶
国立感染症研究所の特設ページには情報、 
  
同じく国立感染症研究所の特設ページには情報 が豊富です。
 ▶
内閣官房の特設ページ に政府施策などは載っています。

 こういった新たな病原体による感染症の流行に対しては、

正しい情報を入手し、決してパニックにならず、国であっても個人であっても、

できることを粛々と行うことが重要です。煽られたり焦ったり、

過剰に不安に思ったりせず、デマ・流言飛語に騙されないようにし、

情報に注意しつつ、できる感染対策をして、日常を過ごすことが肝要ですね。



コロナウイルスとは



 コロナウイルス

ゲノムとして1本鎖RNAをもつウイルスで、

ヒトに感染するものが今までに6種類知られており、

今回発見された 新型コロナウイルス 2019-nCoV は7種類目ということになります。

 既知の6種類のコロナウイルスの内、

4種類は主にヒトに感染するコロナウイルス

Human Coronavirus:HCoV と名付けられており、

名前は、HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1 というものです。

 これらの4種類は、いわゆる「風邪」のウイルスで、風邪の10~15%程度、流行期で35%はこれらによるものとも言われています。
 ▶
国立感染症研究所のページ

 これらのコロナウイルスによる感染症は、

多くは軽症ですみますが、時にはインフルエンザ様の高熱などの症状がでることもありえます。

ただ、基本は、風邪のウイルス、というものです。

 ▶ 総説としてはこれが非常に良い
  
Origin and evolution of pathogenic coronaviruses. 
  Nat Rev Microbiol, 17 (3), 181-192



SARS




 
 さて、残りの二種類が大きなものです。

一つは、コウモリ由来と考えられる、重症急性呼吸器症候群コロナウイルスSARS-CoV、サーズと発音)です。

これは2002年に広東省で発生して、かなりの流行になったので覚えておられる方もいると思います。
 ▶ CDCのページ

 SARS は飛沫によりヒトーヒト感染が起こること、致死率も9.6%と高かったこと(775/8,069人)などから感染すると大変であったわけです。これはその後2003年には収束しています。
 ▶ WHOのページ



MERS






 もう一つは中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV、マーズと発音)です。

 これはヒトコブラクダ(フタコブではない!)に風邪を起こすウイルスですが、ヒトにも感染します。

2012年にサウジアラビアで発見され、致死率は 34.4% と報告されています。
 ▶
CDCのページ

 MERS は韓国の病院で起こった感染がありましたが、

この際に話題になったのは、

非常に大量のウイルスを排出して感染を拡大させるスーパースプレッダーというヒトがいることで、1人から186人に感染が広がっています(スーパースプレッダーについては Wiki にも詳しい)。


 ちなみに、この MERS-CoV は細胞に入り込むときに DPP-4 という分子を使います。

そう、糖尿病治療薬のターゲットのDPP-4ですね。

なので、実験上、DPP-4 阻害薬をかませるとウイルスの感染が抑えられたりします。




ウイルス学的にコロナウイルスとは





 このように、これらヒトコロナウイルス、ヒトに感染する6種類と、

今回の新型コロナウイルス の他にも、コロナウイルスはあって、

それらは動物に感染しているため動物コロナウイルスと言います。

様々な疾患を起こすのです(▶ 英語版 Wikipedia が詳しい)。

 コロナウイルスはいずれもウイルス学的にはプラス鎖の一本鎖RNAをゲノムとするウイルスで、

大きさは 100nm ぐらいの球形、

表面の突起が王冠や太陽のフレアのように見えることから corona と名付けられたようです。
 
 ウイルスの表面はエンベロープと呼ばれる脂質が覆っています。

このエンベロープがあるということは、

アルコール消毒や界面活性剤(石鹸など)に弱いということになります。

よって、コロナウイルスアルコール殺菌が可能で、石鹸などに弱いといえます。

 遺伝学的には α、β、γ、δ の 4グループに分かれ、

SARS、MERS は βコロナウイルスということになります。

今回の 新型コロナウイルスもβコロナウイルスです。



新型コロナウイルス関連の事項を時系列で




情報はWHOのサイトに詳しい



 昨年(2019年)の12月31日に武漢市で原因不明の肺炎27人を発表したのが今回の流行の端緒情報でした(武漢市の衛生健康委員会の発表情報)。
 その後、本年1月5日には患者が59人に増加したと当局が発表し、

7日には香港ではこの肺炎を疾病予防制御法の指定にしています。
 
 9日になり、中国武漢当局によって、

新型の肺炎から、新型コロナウイルスが検出されてSARS や MERS は否定されたことが明らかになりました。同日、WHOは新型コロナウイルスについて声明を発表(WHO Statement)、翌日には新型コロナウイルスの名称を 2019-nCoV と命名しています(Surveillance case definitions)。

 このウイルスの発生源は中国武漢の水産市場との報道がなされ、1月26日には水産市場から得られたサンプルからウイルスが検出されたとの報道もなされています。

 その後、感染は拡大を広げており、13日にはタイで、16日には武漢から帰国した日本での症例が確認され(国立感染症研究所による検索)、20日には韓国、21日には台湾と米国でもそれぞれ1名の症例が確認され、その後もアメリカ、フランス、オーストラリアなどでも患者が発生しています。

 WHOは22日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)にあたるかどうかを専門家委員会で検討した結果、22日、23日ともに、依然あたらないとしています。
 ▶ 
WHO Director-General's statement on IHR 
  Emergency Committee on Novel Coronavirus | 22 January 2020.
 ▶ 
Statement on the meeting of the International 
  Health Regulations (2005) Emergency Committee 
  regarding the outbreak of novel coronavirus (2019-nCoV)


 24日現在で584人の患者がWHOに報告されており、死亡例は17例で、いずれも中国国内でした。また、26日には日本で4例目の症例も確認されています。アメリカ時間24日の NEJM の論文発表時には、少なくとも830症例が9か国で確認されていました。
 26日現在 2,794例、重症237例と発表、80例の死亡、計算上は致死率は2.9%程度であることが明らかになっています。

 また首相の答弁では、新型コロナウイルス感染症を、指定感染症とする方針であるとのことです。
 

 これらの現状は早速論文にもなっています。
 ▶ 
Coronaviruses: Genome Structure, Replication, and Pathogenesis
  J Med Virol 2020 Jan 22.
 ▶ The Continuing 2019-nCoV Epidemic Threat of 
  Novel Coronaviruses to Global Health 
  - The Latest 2019 Novel Coronavirus Outbreak in Wuhan, China.
  Int J Infect Dis, 91, 264-266 2020 Jan 14.
 ▶ 
Outbreak of Pneumonia of Unknown Etiology in Wuhan China: 
  The Mystery and the Miracle
   J Med Virol  2020 Jan 16.
 ▶ 
Functional assessment of cell entry and receptor usage
  for lineage B β-coronaviruses, including 2019-nCoV
 ▶ The Extent of Transmission of Novel Coronavirus
  in Wuhan, China, 2020
  J. Clin. Med. 2020, 9(2), 330



新型コロナウイルス(2019-nCoV)の特徴



 新型コロナウイルスについてわかっていることを簡単にまとめておきます。

 まず、このウイルスは SARS-CoV 近縁で、コウモリに感染する βコロナウイルス近縁のβコロナウイルスであることが分かっています(
The Lancet January 24, 2020 https://doi.org/10.1016/ S0140-6736(20)30154-9
 ▶ 
Phylogenetic Analysis Shows Novel Wuhan Coronavirus Clusters with SARS



 
Genbank リファレンスシークエンスを図示




 ゲノム情報はすでに、中国当局や格好の衛生当局からWHOに提供され、GenBankGISAIDにも公開されています。


Genbank





GISAID

 


 宿主である動物は現時点では不明で、武漢の水産市場からひろがった可能性が考えられています。

 感染の形態は、

ヒトーヒト感染が起こるとWHOの専門家委員会は1月23日のステートメントで発表。

 

そのほとんどでは家族内感染と医療従事者であるようです。

飛沫感染・空気感染かは未だ不明ですが、

コロナウイルスであれば飛沫感染が疑わしいとは考えられます。


 基本再生産数 R0の推定値は もプレリミナリーな報告として同ステートメントでは 1.4-2.5 とのこと(

Nextstrain.org によると 1.5-3.5と見積もり)。また、武漢では四次感染もあったと報告しています。

 致死率や病毒性については1月23日時点では、

報告症例の約25%が重症であるということ、

死亡例はほとんどが基礎疾患を持っていたということ、

 

致死率は4%程度(その後低下中(感染者数が増えているため))であること

(ただし分母が重症者を主体とする報告であり、今後も流動することには注意)はWHOより発表されていますが、

あらたにでた The Lancet と NEJM の論文でその詳細が明らかになりました(次の項目でまとめます)。

 感染は症状なく起こることもあり、発症者には基礎疾患がないこともあるようです。

また、入院症例を検討した

The Lancet の報告では、

発症者は全員が肺炎を発症し、

多くは熱があり

咳が75%、

倦怠感・疲労が44%、

一部では頭痛と下痢などが確認されています。

症状は軽症から重症まであるようです。


 感染の広がりについては、Imperial Cllege London MRCセンターによる数理モデルでの検討では、

武漢において1月12日までに 1,723人 (95%CI 427~4471)程度の発症がある可能性があるとの推計もあります。
 一方、
北海道大学の西浦氏のグループからの新しい論文では、5,502 症例 (95% CI 3027~ 9057) 程度ではないかという推測もされています。


 ウイルスの生物学的特徴はまだ不明なことが多いですが、

NIAID の研究者によって、

ACE2 という分子がヒト細胞への感染の際の受容体となっていることが確認されたと報告がありました。

 さらに中国科学院上海药物研究所によると、

この新型コロナウイルスにコードされている

Mpro 蛋白 の構造をX線解析をもちいてすでに決定したとのことです。

このタンパク質の構造をもとに作用する薬をスクリーニングしたところ、

30種の化合物に対してM蛋白の阻害活性が認められたとのことでした。

12種は HIV の治療薬であるとのことであり、

すでにHIV治療薬(ロピナビルとリトナビルの配合剤であるカレトラ🄬)を用いたオープンラベルの治験もスタートしており、

治療にも用いられ始めています。

 ウイルスの由来については、

遺伝配列は上記のようにコウモリのコロナウイルスに近縁であることがわかっています(Nextstrain.org のここにも詳しい)が、

自然宿主はヘビではないかという意見もあるようです(Snakes could be the original source of the new coronavirus outbreak in China The conversation 1月22日、論文はこれ ▶ Homologous Recombination Within the Spike Glycoprotein of the Newly Identified Coronavirus May Boost Cross-Species Transmission From Snake to Human J Med Virol  2020 Jan 22)。

 ただし、nature のコメント(Why snakes probably aren’t spreading the new China virus)では、ヘビは感染源ではないだろうとしています。

 この 2019-nCoV の特徴がわかってきたこともあり、さっそくワクチン開発も始まっていますし(
新型コロナウイルスに対するワクチン開発を進めます 厚労省)、薬剤スクリーニングなども行われている状況であり、中国では抗HIV薬(SARSに効き目があった)で治験も開始、治療には実際カレトラ🄬が投入されています。



新型コロナウイルスによる患者の特徴


The Lancet の2報の論文と、

NEJM の論文により患者の特徴が明らかになりました。

 

The Lancet 論文 Clinical features of patients infected with 2019 novel coronavirus in Wuhan, China より患者の特徴

・男性73%、女性27%

・年齢中央値が49.0歳 (IQR 41.0-58.0)

・基礎疾患がある人が32% 
 (糖尿病20%、高血圧15%、心臓血管疾患15%)

・華南海鮮市場へ曝露した人 66%

・一家族のクラスターがみられた

肺炎は100%

・合併症としては、

  ARDS 29%、RNA血症15%、
  急性心臓症状 12%、二次感染10%

ICU入室は32%、死亡は15%

・血中サイトカインは IL2、IL7、IL10、GCSF、
  IP10、MCP1、MIP1A、TNFα が比較的高値

 

 上記 The Lancet の論文では、41症例の解析において、1/3は ARDS という重症の肺の状態を発症、6症例が死亡、5症例は急性の心臓症状がでており、4症例は人工呼吸器が必要であったと報告されています。

 もう一方の論文では、潜伏期間は1週間程度、重症化までは2週間程度と見積もられています(下図)。

 

 

 これらに先んじて、中国の武漢医療機関からは肺炎の臨床画像やまとめについての資料がネット上に公表されています

 

 

 

新型コロナウイルスの感染対策


 対応と院内感染対策については、国立感染症研究所国立国際医療研究センターより「中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策」が発表されています。

 これによると、患者や疑い例については、サージカルマスクを着用、個室管理をすること、医療従事者については標準予防策・接触感染予防策・飛沫感染予防策を基本とする予防策とされています。

 その他、
WHOCDCも対策をまとめています。

 これらはあくまでも医療機関などでの対応時のものです。

 一般の方には、十分な手洗い、人込みを避けること、症状のある人に接触しないこと、症状があるなら外出を控えること、などの一般的な感染対策が重要です。

 インフルエンザのシーズンでもあり、接触情報なども大事になりますが、まずは情報に注意するとともに、パニックは起こさず健康管理を行うことが重要と考えられます。



公的情報源


 公的な情報を優先し、複数確認して評価するようにすることが大事と思います。

 ▶ 
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
  内閣官房
 ▶ 
中華人民共和国湖北省武漢市における
  新型コロナウイルス関連肺炎の発生について厚労省
 ▶ 
新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について(厚労省)
 ▶ コロナウイルスに関する解説及び中国湖北省武漢市等で
  報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に関連する情報
  (国立感染症研究所)
 ▶ 新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)
  に対する積極的疫学調査実施要領(2020年1月17日暫定版)
  (国立感染症研究所
 ▶ 
新型コロナウイルスに関する注意喚起 外務省
  海外安全ホームページ
 ▶ Novel Coronavirus(WHO)
 ▶ Disease Outbreak News (DONs)(WHO)
 ▶ 2019 Novel Coronavirus, Wuhan, China(CDC)
 ▶ 中華人民共和国国家衛生健康委員会

 ▶ 日本医師会の特設ページ


参考になるサイト・記事


 ▶ 中国・武漢の新型コロナウイルス感染症について
  現時点で分かっていること Yahoo!ニュース個人 忽那賢志 医師
  … 時系列でわかりやすくまとまっています
 ▶ 
最新論文から明らかになってきた新型コロナウイルス感染症の特徴
  Yahoo!ニュース個人 忽那賢志 医師
  … 本記事でも触れている The Lancet 論文を紹介しています。
 ▶
新型コロナウイルス2019-nCoVに関する情報(守屋章成医師作成)
  … 非常によくまとまっています
 ▶
NHK NEWS WEB 特設サイト 新型ウイルス肺炎
 ▶ 時事通信 特設ぺージ
 ▶ Wikipedia 日本版 …流動的なので情報が正確かは精査が必要ですが。
  
流行に関する記事も。

 日本医事新報にプロフェッショナルのオピニオンが掲載されています。
 ▶
中国で流行している新型コロナウイルス感染症、
  あらゆる可能性を“想定内”に
 ▶ 新型コロナウイルス(2019-nCoV)案件、
  今後の注目点〜北京におけるSARSの対応経験から
 ▶ 産業医のための新型コロナウイルス関連肺炎対策
 ▶ 新型コロナウイルス感染症とスーパー・スプレッダー
 ▶ 新型コロナウイルス:地域の医療機関での
  話し合いと中国の方に受診方法をわかりやすく
 ▶ 新型インフルエンザの教訓から学ぶ
  新型コロナウイルス関連肺炎の診療体制

 ▶ John's Hopkins university の リアルタイムで発生状況がわかるサイト
 ▶ Genomic analysis of nCoV spread. Situation report 2020-01-25.


関連する論文


The Lancet には臨床的な特徴についての論文も出ています

 
 
 

 The Lancet 誌の特設ページから複数の論文にもとべます
 1月24日付のLancetに論文は二報。一報は41症例の報告、もう一報は家族内での感染の解析の報告。


 ▶ 
Coronaviruses: Genome Structure, Replication, and Pathogenesis
  J Med Virol 2020 Jan 22.
 ▶ The Continuing 2019-nCoV Epidemic Threat of 
  Novel Coronaviruses to Global Health 
  - The Latest 2019 Novel Coronavirus Outbreak in Wuhan, China.
  Int J Infect Dis, 91, 264-266 2020 Jan 14.
 ▶ 
Outbreak of Pneumonia of Unknown Etiology in Wuhan China: 
  The Mystery and the Miracle
  J Med Virol  2020 Jan 16.
 ▶
Recent Advances in the Detection of Respiratory 
  Virus Infection in Humans.
  J Med Virol 2020 Jan 15
 ▶ 
Homologous Recombination Within the Spike 
  Glycoprotein of the Newly Identified Coronavirus May 
  Boost Cross-Species Transmission From Snake to Human
  J Med Virol  2020 Jan 22
 ▶ 
Functional assessment of cell entry and receptor usage
  for lineage B β-coronaviruses, including 2019-nCoV
  bioRχive 2020 Jan 23
 ▶ 
Coronavirus Infections—More Than Just the Common Cold
  JAMA Network Viewpoint January 23, 2020
 ▶
Clinical features of patients infected with 
  2019 novel coronavirus in Wuhan, China The Lancet Jan 24
 ▶ 
A novel coronavirus outbreak of global health concern
  The Lancet
 ▶ 
The Extent of Transmission of Novel Coronavirus 
  in Wuhan, China, 2020
  J. Clin. Med. 2020, 9(2), 330
 ▶ 
A Novel Coronavirus Emerging in China 
  -Key Questions for Impact Assessment
  NEJM January 24, 2020
 ▶ 
A Novel Coronavirus from Patients with Pneumonia in China, 2019
  NEJM January 24, 2020
 ▶ 
Another Decade, Another Coronavirus
  NEJM January 24, 2020


新型肺炎関連の報道など


 ▶ 中国新型肺炎の死者、8人増の17人に ウイルス変異か 
  ロイター 1月20日
 ▶ 
新型コロナウイルスへの対応 日本国内では
   NHK NEWS WEB
 ▶ 
新型肺炎、感染確認の台湾 WHOから排除狙う中国
  ウォールストリートジャーナル 1月21日
 ▶ 
中国の新型肺炎 国内への感染拡大を防ぎたい
  読売新聞 社説 1月22日
 ▶ 
新型肺炎、死者17人に 中国当局「変異・拡散リスク」
  日本経済新聞 1月22日
 ▶ 
“新型肺炎”「さらに拡散するリスクある」
  TBSニュース 1月22日
 ▶ 
新型肺炎の遺伝情報から分かることは何か 専門家に聞く
  朝日新聞 1月22日
 ▶ 
新型肺炎で識者「SARSより感染力・毒性弱そうだが」
  朝日新聞 1月22日
 ▶ 
SARS研究の第一人者、新型肺炎に感染 現地調査で
  朝日新聞 1月22日
 ▶
新型肺炎 中国当局の会見要旨 
  「春節の時期、危険度増大」「感染源は野生動物」
  産経デジタル 1月22日
 ▶
中国からの観光全面停止 北朝鮮、新型肺炎予防で
  産経デジタル 1月22日
 ▶ 
新型肺炎、中国の3分の2に拡大
  時事ドットコム 1月23日
 ▶ 
死者17人、患者500人突破 新型肺炎、政府対応後手
  時事ドットコム 1月23日
 ▶
新型肺炎、政府の対応後手 習氏指示まで動かず
  時事ドットコム 1月23日
 ▶ 
新型ウイルス肺炎 WHO「緊急事態」判断延期 23日再検討へ
  NHK NEWS WEB 1月23日
 ▶ 
封鎖された武漢「びっくり」「買い占めはないが…」
  現地の日本人緊張 新型肺炎
  毎日新聞 1月23日
 ▶ 
すでに数千人が発症か、中国の新型肺炎、疫学者らが発表
  ナショナルジオグラフィック 1月23日
 ▶ 
新型肺炎、WHO「緊急事態」判断保留-武漢市は出発便運航停止
  ブルームバーグ 1月23日
 ▶
新型肺炎、中国でパニック買い・デマ拡散
  ウォールストリート・ジャーナル 1月23日
 ▶ 
新型コロナウイルス、ヘビが感染源の可能性 武漢の市場で販売
  CNN 1月23日
 ▶ 
新型コロナウイルス、これまでに分かっていること
  BBC NEWS Japan 1月23日
 ▶ 
新型肺炎のワクチン開発へ、米など3研究チームが作業開始
  ロイター 1月23日
 ▶ 
新型ウイルス肺炎 中国で死者18人に 春節控え厳重警戒
  NHK NEWS WEB 1月24日
 ▶ 
新型コロナウイルス 国内で2人目感染確認 
  日テレ NEWS24 1月24日
 ▶ 
中国・武漢に1000床の新病院、10日間で建設 新型肺炎治療に特化
   AFP 1月24日
 ▶ 
新型肺炎 中国 感染拡大防止へ厳戒態勢の「春節」に
   NHK NEWS WEB 1月25日
 ▶ 
新型肺炎の感染者1300人超、欧・豪州に拡大 中国では医師死亡
   ロイター 1月25日
 ▶ 
新型ウイルス、海鮮市場で検出 中国・武漢
   時事通信 1月26日
 ▶ 
中国、新型肺炎の治療計画にアッヴィの抗HIV薬含める
   ブルームバーグ 1月26日
 ▶ 
日本政府、新型肺炎を指定感染症に指定へ 
   サイエンスポータル 1月27日
 ▶
South China Morning Post の インフォグラフィックス
 ▶ 【図解・国際】新型肺炎の感染確認地域(2020年1月)時事通信



まとめ


 中国武漢から広がっている新型コロナウイルス 2019-nCoV による肺炎を主症状とする感染症は、すでに中国国外にも広がっています

 感染力は麻疹などよりは低いものの、ヒトーヒト感染があり、重症例中心ではあるが報告をまとめると死亡率は3%程度と見積もられています。基礎疾患があるとリスクが高いようです。
 ウイルス学的特徴は次々に判明していますが、ワクチン・特効薬はありません。
 
 中国をはじめ各国で対応が進んできてはいます。WHOも情報を頻繁に出しています

 繰り返しになりますが、こういった新たな病原体による感染症の流行に対しては、正しい情報を入手し、決してパニックにならず、国であっても個人であっても、できることを粛々と行うことが重要です。煽られたり焦ったり、過剰に不安に思ったりせず、デマ・流言飛語に騙されないようにし、情報に注意しつつ、できる感染対策をして、日常を過ごすことが肝要ですね。


 ※ 本記事は更新していきます。

 

 

最新の情報、フランス、アメリカ、カナダの次、イスラエルの軍事専門家も以下のことを指摘した
「P4実験室を管轄するのは人民解放軍です、生物兵器を研究する項目があります」

 

 

 

遅かれ早かれ

中国の国中が毒だれけ

中国製マスクから基準を上回る発がん性物質

www.youtube.com

どう考え、どう生きれば幸せになれるか。

これが

 

中国人の死生観

 

 

どうせ死ぬなら

 

美味いもの 食って・・・

 

ふわふわの産毛の舌触り

噛んだ時の、ぬるっと まったりとした口あたりと生温い温度

これこれ

これがたまらん😂

 

『子●●●の踊り食い😱 

動画の主、中国人で、

私たちの食文化を誇りに思っています。

私たちは通常、●●●、コウモリ、犬を食べます。 特に犬はとてもおいしいです。

 

コロナウィルス

それは私たちの食文化とは何の関係もない🤣

 動画 右下で全画面にしたら解り易いかも

www.youtube.com

 

 

www.youtube.com